サンゴの海を守って!

いま小笠原諸島近海でサンゴの密漁をする中国漁船が問題となっていますね。
台風20号の接近もあり、小笠原の島々に住む人々は、
さまざまな不安を抱えているようです。

最近はまた数が増え、200隻もの漁船団が確認されていたそうですが、
台風20号の接近でそのほとんどが南東方向に退避したみたい。
とはいえ身動きがとれなくなった中国漁船がまだ数隻いたようで、
そうした漁船に対しては、緊急避難的に領海内での停泊を認めたのだとか。
たしかに人動的にはそのような措置が必要だと思いますが、
相手が密漁船だというのではなんだかな~とつい思ってしまいます。
だって台風がくることなんて承知していたはずなのに、
残って上陸をしようと考えているのでは?と、
不安を感じる住民も少なくないそうです。

そもそも日本の排他的経済水域であるにもかかわらず、
何故そんなに大勢の中国人密漁団がやってくるのか?というと、
それは貴重な赤サンゴがとれるから。
小笠原の海は宝石サンゴとも呼ばれる美しい赤サンゴの生息地。
おもに水深100メートル以下に生息しているそうです。
赤サンゴはその貴重さから古くから魔よけやお守りとして珍重され、
最近はアクセサリーなどとしても高値で取引されています。

素晴らしいダイビングスポットの宝庫としても有名な小笠原が、
これ以上荒らされることのないよう、
保安庁の方などにがんばっていただきたいですね。

Category: お勧めの海

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