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海で使う日焼け止めについて

夏のレジャーを満喫するために、欠かせない日焼け止め。

現在、国内で販売されている日焼け止めには、

紫外線吸収剤もしくは紫外線反射材が

使われています。

 

実は、近年、この「紫外線吸収剤」が、

海の環境に様々な影響を与えることがわかってきました。

その影響が顕著にみられるのはサンゴで、

白化の促進や、赤ちゃん(幼生)の成長の阻害が認められています。

 

こうした研究結果を受けて、

パラオは2020年1月より、

紫外線吸収剤を含む製品の輸入や販売、

さらには持ち込みを禁止するという措置が取られています。

 

また、ハワイでは2021年より、

紫外線吸収剤を含む商品の販売が禁止されました。

 

日本では、まだ規制措置は取られていませんが、

海の環境を守りたいと思うのであれば、

まずは自分から行動を起こすことが大切だと思います。

 

以下、パラオで禁止されている化学物質の名称を掲載しますので、

お手持ちの日焼け止めが該当するかどうか

確認してみましょう。

 

○紫外線吸収剤として

オキシベンゾン、オクトクリレン、

オクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)、

エンザカメン

 

○防腐剤として

メチルパラベン、エチルパラベン、

ブチルパラベン、ベンジルパラベン、

トリクロサン、フェノキシエタノール

 

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実は海は……

今年も、ヨーロッパやアメリカのカリフォルニアで、

大規模な山火事が発生しています。

7月の平均気温が23℃であるロンドンでさえ、

今年は40.2℃を記録しました。

 

自然発生する山火事は、

これまでも毎年発生してきました。

しかし、近年では人的要因による山火事の方が

多発しているといわれています。

 

森林が燃えると、

「森林が生み出す酸素量が減る」

といわれることがあります。

 

しかし、森林ジャーナリストの田中敦夫氏は、

「森林が生み出している酸素量は、

成熟した森では皆無である」といいます。

 

もし、森が空気中に存在する酸素を生み出していないというなら、

私たちが生きるために必要な酸素は、

どこからきているのでしょうか?

 

もうお分かりかと思いますが、

それは「海」です。

 

実は、呼吸に必要な酸素の約50~85%が、

海に生息している植物プランクトンや海藻、

シアノバクテリアという光合成を行う生物によって

作り出されているのです。

 

光合成を行う動植物にとって、

光がさえぎられることは致命的なことであり、

海においては、「赤潮」が該当します。

 

赤潮の発生源は、人の手で減らすことができます。

 

地球の環境と海を守るためにも、

できることをしたいと思います。

 

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秋はダイビングのベストシーズン!美しい海の世界を楽しもう

ダイビングは

マリンスポーツの代表格!

 

ダイビングのベストシーズンと言うと

やはり「夏」

というイメージがありますよね。

 

実は、ダイビングにおすすめの季節は

「秋」なんです。

 

夏は海水が上昇するため

プランクトンが発生しやすい時期。

 

そうなると

海水の透明度は下がります。

 

秋になると

海流が変わり

海の透明度はどんどん上がっていきます。

 

せっかく海に潜るなら

キレイな世界を楽しみたいですよね。

 

秋になると

海の生き物たちも動き出します。

 

世界各地の海を泳ぎ

移動している回遊魚たちは

大きな群れを作って移動します。

 

ちょうど秋頃には

南の島で生まれたばかりの

回遊魚が日本近海に

やってくる時期です。

 

秋は、

小さくカラフルで

可愛い回遊魚に

出会えるチャンスがあります。

 

海水も澄んでいるので

可愛い稚魚が泳ぎ回る姿を

楽しむことができます。

 

一年の中でも

この時期ならではの

楽しみ方です。

 

海の宝石とも言われる

「ウミウシ」の姿も

見られるかもしれません。

 

海の水温は陸上と少しズレがあり

1〜2ヶ月遅れと言われています。

 

10月の水温は

陸上で言うと

8〜9月くらいの感覚。

 

天気の良い日は

日光浴も楽しめ、

水中でも快適に

過ごすことができますよ。

 

夏よりも海に来る人が少ないので

プライベートな雰囲気で楽しめるのも

嬉しいポイント!

 

ダイビング初心者にも

おすすめです。

素潜りから始まったマリンスポーツ

ダイビングの歴史を大昔に遡ると、

魚や貝など食糧を確保するための

素潜り(シュノーケリング)から始まります。

 

陸で暮らす人間にとって、

水中に潜るのは大変なことで、

太古の昔から、

さまざま工夫がなされてきました。

 

西アジアでは、

羊の皮袋に空気を入れて

海に潜ったという記録も残っています。

 

 

その後、

空気を長時間確保するための、

「ヘルメット式潜水器」が

発明されたことで、

長時間の潜水ができるようになります。

 

日本では江戸時代のこと。

 

船の修復作業の際に、

ホースを使って

船上からヘルメットに空気を送る

という単純な構造のものが、

使われました。

 

1920年頃には、

日本で初の「マスク式潜水器」が

開発されます。

 

鼻から吸って口から吐く方法で、

レバーを噛むことで

空気がマスク内に流れる

画期的な方法です。

 

これが、

現在ダイビングで使われている

タンク式の始まりです。

 

 

世界的には、

1943年にフランスの海洋学者

ジャック=イヴ・クストーが

タンク式の「アクアラング」を開発したとされていますが、

 

日本では

その20年以上も前に

開発されていました。

 

 

第二次世界大戦後、

日本に駐留していた

アメリカ人が潜水をしていたことから、

日本にも

アクアラングが輸入されるようになり

広まっていきました。

 

 

素潜りから始まったダイビングが

本格的にレジャーとして

楽しまれるようになったのは、

1970年以降のこと。

 

今では

マリンスポーツの代表的存在です。

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ダイバーが愛する日本の海の現状を知っておこう

ダイビングを楽しむ大勢のなかの一人として

無視できないのが、昨今の海にまつわるニュースですよね

 

2019年1月16日には、ニュースアプリの速報で

「辺野古のサンゴ約4万群体の特別採捕を不許可」

の一文が表示されました

 

埋め立ててしまうのならば

せめて他の場所へ移植をして

少しでもサンゴを助けてあげて欲しいと思うのは

ダイバーでなくても思うはずです

 

しかしながら、移植した先の海の環境が

移植前の環境と全く同じとはいえないのです

 

今回の申請は、昨年の追加分にあたるようですが

前回とは不許可の理由が異なるようです

 

今後の動向から目が離せませんね

 

もう一つは、海のゴミ問題です

海上を漂う様々なゴミは、

自国ではない場所に打ち上げられ

時に深刻な被害を及ぼします

 

最も影響を受けるのは、海の生き物たちです

 

海の生態系の中に

人間の出したゴミが入り込み、

生態系ピラミッドのなかで

有害物質が濃縮されていくと

最終的に、私たちへとその影響が響いてくることになります

 

日本の一部の沿岸では、川を流れてきた竹が問題になっています

 

海に面していない地域であっても、

川に漂うゴミはいずれ海に流れ出します

 

一人の力は微力ながらも、

環境を破壊するような不純物は

極力海へ流さないように努めたいですよね

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新種が見つかるかもしれない海の生き物とは

海に潜ると、実に沢山の生き物を目にしますね

 

寿司ネタや食卓のおかずとしてもお馴染の

サバ、アジ、キビナゴ、アオリイカ、

イセエビなど……

 

なかには、これは食べられるのかと

疑問に思ってしまう生き物もいます

 

その代表格ともいえるのが、ウミウシです

 

地味な見た目のものから、派手なものまで

実に様々な色彩と形を持った不思議な生き物です

 

昭和天皇が研究されていたことでも有名なウミウシですが、

新種の発見や新しい学名がつけられるなど

話題に事欠かない点でも注目されています

 

新種ではありませんが、ハイブリット種も見つけやすく

動きも機敏ではないため、

水中写真撮影の練習にうってつけの被写体であるともいえます

 

マクロフォト派ダイバーであれば、

鮮やかな色彩のウミウシは

SNS映えもするので、撮影し甲斐がありますよね

 

唯一の難点は、個体のサイズが

小さすぎる場合があることくらいでしょうか

 

そのサイズは、数ミリのものから

30cm以上のものまで様々です

 

そのため撮影機材には

マクロレンズと外部ストロボが必須アイテムとなります

 

水中ライトで照射角が広いものを

ストロボの変わりとする場合もあります

 

機材に関しては、

潜り方のスタイルや予算と相談しながら

決めた方が良さそうです

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地球の海フォトコンテストって知ってる?

「地球の海フォトコンテスト」

 

ダイバーであれば、その名を一度は

耳にしたことがあるのではないでしょうか

 

地球の海フォトコンテストは、

世界中のダイバーが撮影した

水中の写真が集まるコンテストです

 

世界最大規模の水中写真公募展で、

これまでにもたくさんの素晴らしい写真が

入賞しています

 

アート性のある水中写真を選ぶ自由部門

海の生き物や環境問題に関する写真を選ぶ

ネイチャー・環境部門など、

いくつかの部門に分かれています

 

 

元々は水中写真を撮影するダイバーを

増やそうとして始めたコンテストですが、

最近は水中カメラも高性能なものが普及し、

気軽に水中写真を撮れるようになりました

 

そのため、応募数も増加しているようです

 

ダイビング経験の少ない方の写真を選定する

ビギナー部門もあるので、

経験年数に関わらず応募できます

 

 

ダイバーが水中の写真を撮ることで、

海に興味を持つ人が増えます

 

そして、環境問題への意識向上や

生態系への理解を深めることに繋がるのです

 

水中の綺麗な景色を多くの人に伝えるだけではなく、

自然環境を守ることにも繋がるコンテスト

 

水中カメラを持っているダイバーの方は、

応募してみてはいかがでしょうか

 

また、ダイビングに興味を持っている方は、

是非過去の受賞作品を見てみてくださいね

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海のゴミがもたらす悲劇をご存知ですか?

四季折々美しい景色を見せてくれる、海

 

私たちはダイビングを通じて海から

リラクゼーションの恩恵を受けています

 

しかし、一部の心もとない人間が海にゴミを捨てることによって、

悲劇が起こっています

 

それは、海で暮らす多くの生き物の死です

 

人間が海にゴミを捨てると、

そのゴミを誤って食べてしまう動物がいます

 

ゴミの誤飲や誤食によって、

毎年数え切れないほどの動物が死んでいるのです

 

特にウミガメや、空中からエサを狙う水鳥が

被害に遭うことが多いです

 

また、ゴミが体に絡まって自由を奪われることで、

息絶える動物もいます

 

リング状のプラスチックごみが口にはまってしまい、

エサが食べられずに死んでしまうアザラシ

 

ビニールゴミが首に絡まってしまい、

息ができなくなったオットセイ

 

毎年悲惨な最期を迎える動物がたくさんいるのです

 

死んでいく動物が多いと生態系のバランスが崩れ、

海は美しい景色を維持できなくなってしまいます

 

結局、海を汚すと私たち人間も困るのです

 

ダイバーは免許取得の際に、徹底的に海の尊さを頭に叩き込みますが、

海を汚す人間がいるのもまた事実です

 

そんな身勝手な人間を少しでも減らして美しい海を守っていけるよう、

知識のある私たちダイバーが率先して海を綺麗にするべきではないでしょうか

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ダイビングと魚図鑑

どうしてあんなによく知っているのだろう…

ダイビングを楽しめば楽しむほど、不思議になります

 

上級者の方やインストラクターの方はたくさんの魚をよく知っている!

教えてもらえるのは嬉しいけれど、経験の違いだけ?

自分もそんな風になれるのかな?

 

そこには、やはり「もっと海の中のことを知りたい!」という気持ち

がたくさん詰まっているのではないでしょうか

 

浅いところから深いところ

短い時間しか潜れなかったものが長時間できるようになる

 

出会える魚の種類も変わるでしょうし、

出会う機会が多ければ調べることもあるでしょう

水中写真を撮る余裕だってできますよね

 

そんな風にして先達は、魚と仲よくなっていったかもしれませんね

 

ダイビングと海に魅了された人の多くは

その光景を目に焼き付けながら記録に残すこともしています

 

ダイビング協会ごとにダイバーが撮った水中写真を披露していたり、

ダイビングスポットごとに見られる魚図鑑が用意されていたり、

潜る前にどんな魚を見られるのか予習だってできるんです

 

もちろん、自分が撮影した水中写真を記録できるアプリもあるぐらい

 

ダイビングはさらなる出会いができると同時に、

自分でその出会いの準備ができるように進化しているんです

 

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酸素ボンベなしでダイビング?

いま、酸素ボンベを持たずに、
ダイビングできちゃうというスゴイ道具が開発されていることが、
ネットで話題となっています。

その道具というのは、
口元に装着するだけで、水中でも呼吸できちゃうというもの。
なんだか映画やSFの世界のお話のようですが、
ホントなのでしょうか?

その道具、その名も「トリトン」というものらしく、
人工エラという発想から生まれたもので、
水中から直接酸素を取り込み、供給するというもの。
開発している人々は、
2年かけてプロトタイプを製作して、
いまはクラウドファウンディングで資金を募集中だそうです。
実験の様子は動画で見れるそうなので、
興味のある方はチェックしてみてくださいね。

じつは科学者のなかには、
この製品に疑問の目を向けている人もいるみたい。
理論的にムリ!ということらしいです。
でももしもコレが実用化されたら、
間違いなくダイビングがもっともっと、
楽しく手軽なものになるはずですよね。
あ~あ、ホントに実用化されないかしら。
だっていくら慣れているとはいえ、
やっぱりあのボンベって、
重いし、面倒だし、お金もかかりますし、
なくても潜れるのであれば、
それほど嬉しいことはありませんよね。

ダイビング好きな方のなかには、
資金提供してみようかな~なんて考える方も多いのではないでしょうか。

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