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ディープダイビング体験談 5

いよいよ、本題の体験談をお届けします。

 

バラクーダの群れを追いかけて撮影に熱中するあまり、

DECOを出してしまった頃の私とは

経験もスキルも倍以上違う時期に行ったディープダイビングの話です。

 

この時の体験は、

「恐怖と楽しさ、好奇心が全部一緒になった感覚である」

と言い表すことができます。

 

恐怖というのはもちろん、

今、ここで空気がなくなったら?

ガイドとはぐれてしまったら?

という”もしも”の危機感です。

 

一方の楽しさ・好奇心は、

諸々の器機に表示される数字との格闘です。

その水深に留まれる時間をいかに引き延ばすか、

タンクの残圧をどうコントロールするか、

今視界にある風景の中に、何を見るかということです。

 

水深が深くなると、エサとなるプランクトンが減るため、

魚の姿を見かけなくなります。

日光が届かない青一色の世界に、

どんな生き物がいるのか?

“実際に見る”という行為そのものが、貴重な体験となるのです。

 

くわえてもう一つ貴重な体験となるのが、

全身にかかる水圧の感覚です。

 

30m付近でも同様のことがいえるでしょうが、

真上に浮上することが、本当に難しいと思えるのです。

これは、階段よりスロープの方が楽と感じることと

似ていると思います。

 

 

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ディープダイビング体験談 4

前回、ディープダイビングを行うにあたっての諸注意が

大半を占めてしまい、肝心の”体験”の部分が希薄になってしまったので、

その時のダイビングについて

もう少し詳しく紹介したいと思います。

 

繰り返すようですが、

当記事は、ライセンスで定められている最大水深への

ディープダイビングを推奨するものではありません。

あくまでも個人の体験であり、

優先すべきは安全であることを忘れないでください。

 

さて、平均すると、国内におけるレジャーダイビングの

最大水深は約30mであるかと思いますが、

体感として、20mと30mは

ほぼ同じ水深の様に感じることがあります。

ちなみに一番浮力を感じる水深は、0~10mです。

 

これが40m近くになると、

再び水圧を感じるようになります。

 

レギュレーターの空気は吸いづらくなり、

BCD(浮力調整具)への給気を、

大量に行わなければならなくなります。

これは水圧がかかることで空気が圧縮され、

体積が小さくなってしまうために起こるものです。

そのため、目的の水深にたどり着くまでに

大量に空気を消費してしまうと、

Uターン必須の危険な状態になるのです。

 

次回も引き続き、ディープダイビングについて

紹介していこうと思います。

 

 

この度発生した令和八年熊本地震にて被災された方々へ

一日も早い復興をお祈り申し上げます。

 

 

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ディープダイビング体験談 3-1

ディープダイビングを行う際には、

相応のスキルが求められるということは

理解していただけているかと思います。

 

今回は、規定枠外の話なので、

声を大にして公表することではありませんが、

“他者の体験を知る”ことは、

自身のリスクを減らすことにもつながると考えたので

お伝えしようと思います。

 

国内におけるディープダイビングは、

私が知る限り

規定水深の範囲内でしか行われていません。

 

しかし、海外におけるダイビングでは、

国際ライセンスの規定がどうあれ、

少なからず個々のダイビングショップ独自の規定も存在しています。

 

日本では保険対象となるレジャーでも、

海外では自己責任扱いになるのと同じです。

 

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ディープダイビング体験談 2

ディープダイビングを行うにあたって、

直面するのがDECO問題です。

DECOとは、Decompressionの略で、

減圧という意味の単語です。

 

通常のレジャーダイビングは無限圧潜水となるため、

基本的にエキジット前の安全停止を3分行えば、

水面に浮上できます。

 

しかし、ダイビングコンピューター上でDECOという表示が出るほど

その水深に留まってしまった場合、

減圧症対策として、対象となる水深に留まる時間が必要となってしまうのです。

とはいえ、ダイビングコンピューターに表示される水深や時間は、

一般的な数値で、信用度は高くないとされています。

 

私は、かつてパラオ諸島でバラクーダの群れを追っていた際、

このDECOをうっかり表示させてしまい、

チーム全体の足を引っ張ってしまったことがあります。

 

外洋でのダイビングは、基本的に目視で水深を図ることができません。

それというのも、海底が見えない場合、

水深の目安となる目標物がない状態となるからです。

当然、潜水の補助となるブイなどもありません。

 

こうした外洋でのディープダイビングは、

ガイドを頼るだけでなく、

自身の判断によるダイビング計画が必須となります。

よって、上級とされるのです。

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ディープダイビング体験談

テクニカルダイビングの話を続けてきたついでに、

私自身の体験談を紹介しようと思います。

 

最初は、ディープダイビングにまつわる

海中トラブルの話です。

レジャーダイバー的な経験しかないときに、

他の人をレスキューするという体験をしました。

 

その日は、仲良しグループと単身参加の私とガイドとで、

ディープダイビング体験をするため、

大瀬崎の外洋へ向かいました。

 

気温も水温も最高で、若干の潮流はあるものの、

ポイントドリフトが基本の外海にあっては珍しくない海況でした。

 

バディを組み、この日はガイド一人でグループ引率だったこともあってか、

経験本数だけはそこそこあった私が、

サポーター側に回ることになり、

エントリーを開始しました。

 

中性浮力も安定しないグループでしたが、

なんとかドロップオフポイントへ到達。

いざ、さらに潜行という場面になって、

一人がパニック寸前の様相で、もがきはじめたのです。

 

ハンドサインは、「エアーがない、息苦しい」とのこと。

 

近づいていって残圧計の数字を見るも、問題はなし。

どういうことか、と色々試した結果、

タンクバルブの開放が足りなかったというオチでした。

 

タンクバルブは、基本、全開放ちょい戻しの回転数で潜ります。

 

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テクニカルダイビング・スキル

今回は、テクニカルダイビングにおける

必須スキルなどについて、少し掘り下げた話をします。

 

テクニカルダイビングにおけるディープとは、

PADI基準でいう水深40m近くまで潜ることをいいます。

経験本数とダイブコンピューターの使い方、

エアーコントロールなどが必須スキルとなります。

 

ドリフトは、潮流に乗って移動するダイビングです。

中性浮力による水深コントロールと泳力、冷静さが求められます。

海中において、潮流がどこで発生するか、

どの方向へ流れるかの予測を立てるのは困難です。

岩礁帯や根の場合は、カレントフックなどで

身体を固定しなければならないこともあります。

 

ケーブでは、中性浮力スキルと冷静さ、

ライトなどの装備の充実さが求められます。

沈船は、ディープと似ていますが、

船室に入る場合はケーブと同様のスキルが求められます。

また、砂の巻き上げは、ケーブも沈船もNGです。

これは方向感覚の喪失や

コンピューター、コンパスの表示が

見えなくなることを防ぐために必要なことです。

またケーブダイビングのログは、

実際の視界がある程度あったとしても、

大抵0mと表記します。

 

テクニカルダイビングは、危険度も上がります。

安全面への十分な配慮が必要です。

 

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テクニカルダイビング・地形

テクニカルダイビングと聞くと、

ハードルが高いイメージを抱かれるかもしれません。

 

しかし、実際はダイビングそのものをより楽しむための

スキル磨きの一つという位置づけのものが多く、

ライセンス取得のために分厚いテキストを読んだり

専門的な実習を受けたりすることは

殆どありません。

 

とはいえ、ライセンスのプラスアルファに位置付けられている

スペシャルティ講習を受講し、条件を満たさなければ

チャレンジできないダイビングもあるのは確かです。

 

あるいは、潜水本数何本以上とか、

過去に同様のダイビングを行ったログが残っているかによって、

潜ることのできるポイントが変わることもあります。

 

こうした経験が基準となるダイビングの代表が、

ディープ、ドリフト、ケーブ(洞窟)、沈船、アイスです。

 

なかでも、地形に左右されるディープ、ドリフト、ケーブは、

すべて伊豆半島で体験できます。

ディープは、IOPと大瀬崎・外海、

ドリフトは大瀬崎・外海、田子、雲見、下田・神子元島、

ケーブは雲見、熱海が代表的なポイントといえます。

 

ちなみに、熱海のケーブ・小曽我洞窟は

季節限定ポイントとなりますが、

沈船は一年を通して潜ることができます。

 

次回、内容を少し掘り下げて解説します。

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テクニカルダイビング・スペシャルティ

ダイビングライセンスというカテゴリーの中には、

様々なスペシャルティという項目があります。

 

メインとなるダイビングのライセンスを木の幹とすると、

スペシャルティは、枝分かれした先についた葉のようなものと

イメージしていただくとわかりやすいかと思います。

 

メインとなるダイビングライセンスは、

世界最大のダイビング教育機関PADIの場合、

オープン・ウォーター・ダイバー、

アドバンスト・ウォーター・ダイバー、

レスキュー・ダイバー、

マスター・スクーバ・ダイバー、

インストラクターとなります。

 

なお、PADIで取得できるスペシャルティの種類は26種類あります。

中には、ファンダイビング(潜って移動して上がるだけ)で

取得できてしまうようなライセンスもあります。

とはいえ、きちんとした知識を学ぶことは必然なので、

軽く考えないでくださいね。

 

国内で潜っている分には問題にならなくても、

海外ではスペシャルティ・ライセンスが必要となる場合があります。

そのため、少なくとも

ドライスーツ、ボート、ディープ、ドリフト、

エンリッチド・エア、ナイトくらいは

取得しておいた方が良いでしょう。

 

目いっぱい楽しむためにも、

ライセンスを取得してスキルを磨きましょう。

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年越しダイビング

年越しダイビングと聞いたら、あなたはどちらを想像しますか?

 

「長期旅行。年をまたいでのダイビング」

「海中でカウントダウン。水中で新年を迎えるダイビング」

 

ちなみにログ上では、12月31日と1月1日の記録となるので、

解釈次第で、どちらも年越しとなります。

 

とはいえ、海中カウントダウンの場合、

潜水時間と浮上時間の時刻が”年越し”となるので、

正確な正解は? と聞かれれば、

「海中カウントダウン」が正解なのかもしれません。

 

そして、この海中カウントダウン。

実行してみようとすると、結構ハードルが高く、

上級者向けであることは間違いありません。

 

第一ハードルは、季節です。

北半球では冬、南半球は夏となります。

第二ハードルは、海況・環境です。

冬の海は荒れやすく、

海外の場合は、ナイトダイビングが可能なサービスと

ポイントがあるかどうかを事前に確認しておく必要があります。

第三ハードルは、タイミングです。

目的の場所がある場合、カウントダウンを始めるまでに

たどり着いておく必要があります。

 

日本における有名なポイントは、

波左間海中公園(館山)です。

ここには海底神社があるので、二年参りも行えます。

海中安全祈願は、ご利益ありそうです。

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エンリッチド・エア/ナイトロックス追加情報

前回、エンリッチド・エアのメリットを重点的にお伝えしたのですが、

今回は、追加情報をお伝えします。

 

エンリッチド・エアは、スペシャルティーコースを

受講することが必須となっています。

そして、ここで必要になってくるのが、

タンク内の圧縮空気に対応できる器材です。

レギュレーターとダイブコンピューターが対応していることが必須で、

それ以外は、通常タンクと同じ器材を使用することができます。

 

自身が使っているものが、対応可能器材であるかどうかは、

型番などで検索して調べることができます。

あるいは、ダイビングショップの店員に聞いてみるのもいいでしょう。

 

ダイブコンピューターは、エンリッチドエアダイビングには

必ず必要な器材です。

ダイコンには、エンリッチド専用のモードがあり、

潜水前に、通常ダイビング仕様から変更しておく必要があります。

これは、酸素濃度が通常の空気と違うために必要な項目です。

 

なにより、潜水深度限界や潜水可能時間が通常エアーと異なるため、

表示される時間が変わってくるのです。

 

エアーに含まれる酸素濃度で細かく変わってきますが、

最大深度は30m以内に限られます。

一方で、減圧不要限界は、最大で、通常エアーの約2倍になります。

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