ダイビングのトラブルで多い減圧症とは?

スキューバダイビングは

空気が入ったタンクを背負って、

海中に潜るスポーツです。

 

深さ20mくらいまで潜り、

タンク1本で

約45分くらいもつとのこと。

 

水中の世界は

日常的に過ごしている

地上の世界とは環境が違うので、

体にも負担がかかります。

 

正しい知識を持っておかないと

命に関わる事故にもつながることもあります。

 

ダイビングをする前に

ライセンスの取得が必要なのはこのためです。

 

 

ダイビングのトラブルとして多いのが

「減圧症」です。

 

減圧症は、

高圧環境のもとで血中に溶け込んだ窒素が、

血中に気泡として出てくる

現象のこと。

 

地上に上がって来た時に

急に圧が低下することで起こります。

 

 

炭酸飲料を開けた時に

プシュっと炭酸が抜ける状態が

体で起こっている感じです。

 

症状としては、

めまいや吐き気、手足のしびれなどがおこります。

 

治療が遅れると

後遺症が残ることもあるのだそうです。

 

 

減圧症を予防する方法は、

とにかくゆっくりと浮上すること。

 

速いスピードで上がってきてしまうと

体内に気泡ができてしまいます。

 

たとえ、水深が浅く

潜水時間が短くても

浮上速度が速ければ

減圧症になることもあります。

 

水深が深く

時間的にも長く潜っていた場合は

ゆっくり時間をかけて

浮上すれば大丈夫です。

 

ダイビングは

プロの指示に従って

安全に楽しみたいですね。

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