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冬の海の楽しみ方

夏に海で遊ぶ人は多いのが当たり前ですよね。
海水浴や日光浴と、夏の海にはお楽しみがいっぱい!
だから夏の海というのは多くの人で溢れ、賑わっています。

でも冬の海にわざわざ遠くから出かけて行く人って、
少ないみたいです。
だって冬の海ってなんだか寒々しいイメージがありますもんね。
実際、海べりは風は強くて寒いですし。

でもでも、じつは冬の海って水が澄んで見えて、
とってもキレイなのですよ。
防寒対策さえしっかりしておけば、
冬の海には楽しいこといっぱいなのです!

人のいない浜辺は空や波を眺めながらゆっくりと散歩を楽しんだり、
ただただぼんやりとしてみたり、
考え事をしたりするのに最適。
とくになにかと忙しい年末年始にグッタリと疲れてしまったりしたときには、
海にでかけて1人でボーッとしてみるのも良いと思うのです。

それから冬の海はとくに夜がオススメです。
空気が乾燥して澄み切った夜空には星がいっぱい!
海は真っ暗なので街で見るよりずっと沢山の星を眺めることができますよ。
でも女子が1人ででかけるのは危ないので、
できればロマンティックに彼氏を誘ってでかけていただきたいと思います。
今年のクリスマスは夜の海で!
なんてロマンティックではありませんか?
彼氏へのプレゼントは夜空のお星様!なんてね。
安上がりでいいかも?

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海はご馳走の宝庫です

あの大手回転ずしチェーンのスシローでは、
近畿大学生まれの養殖まぐろの販売を始めたそうですネ。
2月4日から全店で展開するそうです。
ちなみにそのお値段は六貫盛りで1528円なのだとか。
テレビでその近大まぐろを食べている方の映像を見ましたが、
とってもとっても美味しそうでしたよ。

近大マグロというのは、
世界ではじめて卵からクロマグロの完全養殖に成功した近畿大学が、
卵から成魚になるまで一貫して育てたクロマグロのこと。
いわゆる養殖ブランドマグロなのです。
クロマグロというのは国際自然保護連合から絶滅危惧種に指定されていて、
保護の必要性が指摘されているお魚。
いずれ食べられなくなるのでは?
と心細く思っていた方も多いと思います。
でも卵から成魚まで養殖できるのであれば、
クロマグロ保護にもつながり、
みんなで美味しいマグロを食べることもできるとあって、
こんなに嬉しいお話はありませんよね。

日本は周囲を海に囲まれた海産資源の豊富な国。
でも漁業は長年不振で、
廃業してしまう漁師の方や経営が困難な漁協も多いみたい。
建築家の安藤忠雄さんは以前から海洋牧場の必要性を訴えていましたが、
近大マグロのような技術が進むことで、
海のお宝を守りつつ、資源の恵みをいただくことができるようになるのではないでしょうか。

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アカサンゴの海

前回も書きましたが、
小笠原諸島の周辺などで、
中国の漁船によるサンゴの密漁が問題となっていました。
最近、テレビのニュースでは聞かなくなりましたが、
どうなったのでしょうね?
気になってチェックしてみたら、
11月28日付のネットニュースでは、
この問題が発覚してからはじめて、
11月27日に中国漁船がゼロになったそうです。
2014年9月中旬以降漁船の数は増え続け、
10月30日には最多の212隻が確認されていたのが、
ようやくゼロに。
とりあえずヨカッタですよね。

とはいえお金になるということで、
またシーズンになればやってくるのでは?
アカサンゴがなくなるまで採りつくされてしまうのではないかと、
心配です。

テレビのニュースなどでもアカサンゴについて紹介していますが、
私もちょこっとアカサンゴについて調べてみました。
アカサンゴというのは宝石サンゴの仲間で、
水深100m以上の深海に生息しているため、
その生態はほとんど分かっていないそうです。
とくに中国ではアカサンゴを加工した装飾品の人気が高く、
高級品は1グラムで約19万円もするのだとか。
日本の近海で採れるアカサンゴは珍重される高級品。
これからも大勢の密漁者がやってきそうですね。
海の宝を守るためになにかできると良いのですが。

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海の怖いお話

いま「首都水没」という本が注目されているみたいですね。
この本の著者は元東京都職員であり、現在は公益社団法人えどがわ環境財団の理事長を務める方。
その内容は、自然災害のリスク、とくに水害に関する被害予測などについて。
この本にはいろいろと怖いお話が書いてあるみたい。
そこらの怪談話よりも怖いくらい・・・。

ちょこっとその内容をご紹介してみますね。
ええと、まずはスイスの再保険会社が行った調査のお話。
その調査によると、なんと東京と横浜地区は、
自然災害リスクの高い都市ランキングで第1位になったのだそうです。
これは世界の616都市を対象に、
洪水や地震、津波などで被災する人の数を推計したもの。
やっぱり、というか、なんだか最近、やたら自然災害が気になりますよね。

この本ではほかにも、
地下鉄洪水の被害予測のお話など水害の注意についても紹介しています。
東京で注意したいのは、
東京湾の水面よりも高い位置にあるか、
ゲリラ豪雨がきたらどう対処すればよいのか、
などなど、自分で注意しなければならないみたいです。

ダイビングなどで海に親しんでいる私ではありますが、
津波や台風のときの高波などの被害を知ると、
海が楽しくて有難いばかりのものではないことを痛感します。
普段、親しみを持っている海だからこそ、
より敬虔な態度を忘れてはいけないのだなと思います。

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