鹿児島県鹿児島市にある洋菓子店
パティスリー ヤナギムラ(以下、ヤナギムラ)
が手掛けた巨大な工芸菓子が、
大阪・関西万博に出品されることが話題となっています。
制作に携わったのは、柳村拓仁さん(25)と
恵吾さん(21)兄弟を含めた、
パティシエ4人です。
そんな4人が作り上げたのが、
奄美大島の自然を表現した、
横50cm×高さ100cm、重さ約60kgの巨大なアメ細工です。
作品タイトルは、「World Heritage Sea」といいます。
美しい海を後世へと受け継いでいきたい、
という思いが込められているようです。
家族旅行で奄美大島や徳之島を訪れた際、
ダイビングを楽しんだことが制作のきっかけになったようです。
海中を直接肉眼で見たからこそ表現できるものが、
繊細なアメ細工にも表れているような気がします。
制作にかかった期間は、約1か月半。
4月8日まで店舗にて展示した後、
万博会場にて5月12日まで展示されます。
万博の外食産業パビリオン「宴~UTAGE~」では、
過去に行われた洋菓子大会の実績をもとに、
全国から10店が選ばれました。
ヤナギムラは、その中の1店舗となります。
万博を訪れた際は、ぜひ細部まで見ていただきたいと思います。